おめでとう旭天鵬!!!

初の6大関場所。
横綱が初日に安美錦に敗れ、
中盤では境川部屋が大暴れして大関の星を食う。
そして白鵬、豊響(涙の金星)・豊ノ島・豪栄道にまさかの3連敗で4敗。
稀勢の里が1敗でリードしていたものの、10日目以降に2敗を喫し、
13日目の時点で3敗が稀勢・栃煌山・旭天鵬の3人。4敗に白鵬ら3人。

14日目は全員星を守り、迎えた千秋楽。
琴欧洲が先日の旭天鵬戦の影響での右足甲の靭帯の怪我で当日休場、
栃煌山が不戦勝で自動的に決定戦進出。
本割では旭天鵬は豪栄道から執念で勝利をもぎ取り決定戦進出。
稀勢の里は、厳しい相撲を見せるものの把瑠都の土俵際の粘り・怪力の右上手1枚で投げを喰らい4敗。千載一遇のチャンスを逃す。

こうして、史上初・平幕2人による優勝決定戦が行われることとなった。

呼び出しや行事も平幕格の重夫+式守勘太夫が合わせる。
個人的な予想通りの展開・栃煌山の足が揃って、旭天鵬のはたき込み。
2秒で優勝が決まった。
あっさりした相撲内容の裏に、度胸、経験、執念、冷静さ、情熱、いろいろなものがあっただろう。


旭鷲山らと平成4年に、モンゴル人初の力士として日本にやって来て20年。
37歳8カ月での優勝は昭和以降最年長。
日本に帰化して7年。これはまた日本人力士の優勝である。
モンゴル出身力士としては史上50回目の優勝。
大島部屋が無くなり、今場所から友綱部屋に移ったばかりでの優勝。

初優勝。

13日目の夜は眠れずに映画を3本を見て、寝たのは4時。
昨晩も酒を少し飲んだとか?
そんな人間味のある、大ベテラン、旭天鵬。

そのモンゴル人力士のパイオニアとしての存在への敬意を示すように、
優勝パレードの旗手は白鵬が自ら名乗り出た。
横綱が旗手とは…。

それだけ後輩にも慕われる、見るからに優しい力士。
37歳でも大きな怪我も無く、勤勉な態度・意欲、さまざまな物が相俟って、
こうして賜杯に名を刻すことになった。


改めて、おめでとう!!


…思わずもらい泣き。サンスポ見なきゃね!

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