もう一度

2014年2月19日 日常
息を吹き込んでくれた。

月曜日。

陽だまり。

康寧。




島梟に光を落すレグルスは、

昼を生きる物の太陽に同じ。

だからもう、これ以上の何も欲していない。



また雲が掛かって、白夜がレースコースへと姿を変え、

己の中に繰り返し描くべき小さな三角形が時とともに大きくなったとしても、

幸い白夜であるから、雲上に飛べばまたそこで、

レグルスは僕を照らすだろう。


遠く小さく、儚い光であるが、

どこまで飛んでも必ずそこにあるその星の、

変わらぬ色で在り続けることに、

この上ない安寧を抱くことができる。



ここが、きっと聖地なのだ。

そうであるなら、

今を享受して、

一つ微分したところで、

もう一度ピースを組み上げればよいのだろう。



この心の、どこかで捻じ曲がることのないように。


最愛の恒星、

永劫とは行かずとも、

いつまでも、そこにあらんことを。

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