既に

2014年7月22日 日常
バランスを保ち切れなくなった。

5月の「自白」は、何の意味があったのか。
…きっと何もなかったんだろう。
虚しさと怒りばかりがこみ上げる。


人を愛するということも、もはや実感をもって思い出すことも出来なくなって久しい。
帰る場所も、行く場所も、蜃気楼の彼方へ。
今までだってそうだったから、
霧が晴れたところで、駅は無いだろう。
大きな絵は、きっとどこにも描けない。


小さな小さな夢の欠片を、
まるで王冠コレクションのように押入れの奥深くに持ち、
それらを糧に生きる。
なんと馬鹿馬鹿しくて愛らしい。


ビールスは撒かれないだろう。
そしてそれがゴミとして棄てられる時、
私も共に収集車の荷台に乗るだろう。


…もし最初から持っていなかったら、
どんな人生になっていたんだろうか。
考えても無駄なのでこの袋小路には入らないでおこう。
おそらくは、あいつらみたいな感じになるんだろう。推測に留める。


息を吸おう。
3連休で、水を飲んじまったんだ、きっと。
一日かけて、まず水を吐き出した、そういうことだろう。


ただ、一つ言うならば、もしまたこの先、
水泳が苦手な僕、辛うじて平泳ぎなら永遠に続けられるであろうこの僕に、
クロールくらいが丁度良いと押し付けるのならば、
僕は黙って水底へ沈んで行くだろう。

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