20年／６年／安寧／順風

2015年1月17日日常

TVの前で、現実味も湧かぬまま、倒壊した高速道路を見ていた記憶。
当時４歳。

いま携わっている学問は、結局20年前の今日を切欠に始まったと言える。
直接的に人命を守る事に繋がるとか、そういう訳ではないけれども。
現実世界との繋がり、人命との繋がり、リアリティを忘れてはいけないと再認識。

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あれから６年経った。
考えてみれば、ちょうど６年前と今年は曜日が同じだ。
勝負曲として、センターと２次の計４日、まったく同じ曲を聴いて会場入りしたっけ。
あの頃から、何もかも変わったな。

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ふと、安寧が欲しくなった。
依存とか干渉とか、そんなもんは絶対しないから、
ただふと安心できる、そんな関係。2015年に出会えたら。

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勝負強いタイプだとは思う。
きっと心優しいご先祖様が、守ってくれているから。
ただ、簡単に勝ったことは、ほとんどない。
別に自分が努力家だとか、そんな事は全く思ってないし、そういう事が言いたい訳では無く。
落とし穴やトラブルを常に警戒してしまう癖がついたらしく、
予期せぬ、あるいは想定以上の順風を受けていると、本当に不安になってしまう。
言ってみれば、「バランス注射」を打たれたかのような人生。

こんな自分からは、「何も信じていない感」のオーラが出ているんだろうか。

穏やかな春の光に、臆せず瞼を開けたら。