6時頃に起床。カーテンを引くと一夜にして銀世界になっている。うおお…
これは石動倶梨伽羅は大変なことになっているかもしれないと思い、高岡~西高岡の再訪を決める。


0633富山 521系(車番記録忘れ)

高岡へ。時間も天気も厳しいので、往路はタクシーを使うことに決める。
高岡駅南口のタクシー乗り場には1台しか待機していなかった。危ない危ない。
跨線橋まで1350円なり。


■撮影リスト
・427M(A15+A07)
・426M(B11+A22)
・524M(A10+A25)
・526M(A19+A26)
・8002レ(45分遅延)
・530M(10分遅延、B02)
ほか、貨物(EF510牽引)など


とにかく編成写真を撮り続ける。同業者約10名。構図がマンネリ化した…。
426Mのサイド系のアングルは青白く一面が凍っている雰囲気が好み。
途中幾度となく暗雲とともに嵐が通過したが、幸い本命の撮影には重ならなかった。8002レは40分以上の遅延を生じていたが、もし定時で来ていたら嵐とドンピシャでぶつかっていたであろうタイミングであったので、不幸中の幸い。8002レを高岡で待避してとばっちりの遅延をもらった413系の530Mの「怒りの爆走」は印象的であったw
そして何より、A19をきっちりと捕えることができ、精神的余裕が出来たので大きい。

ここで3097レを待つにしても間が長いので、やってくる1052M(K1)を狙いに、越中大門への転戦を決定。以前調べた記憶を頼りに行く。西高岡まで、なんと2日連続で同じ道を3km歩く事に。


0956西高岡 クモハ521-12

■撮影リスト
・1052M・北越2号(K1)


2駅のみ乗車。越中大門駅前の工場に雪の降り積む様の美しさ。カメラを出す余裕が無かったので、これも記憶に焼き付ける。
駅から撮影地までは約20分程度であった。DE10の貨物、3097レと思しきEF81牽引の下り貨物を見送るしかなかったのは残念ではあったが、まあ仕方ない。
北越通過時には吹雪となった。どうにかレンズを守りながら撮影。まあ、計算通りに捕えられた。置きピンも成功。
以上、この後ここにいても何の産物もないので移動。1本のためだけに1撮影地に赴くの、辛いなw 成功しているから良いが、これで失敗していたらと思うと寒気がする。


1153越中大門 クモハ521-7

ここから富山駅に戻る。呉羽山の近辺で、1055M、8001レを狙うとする。
時間が空くので、一度ホテルに戻って小休憩w 濡れた靴下を交換し、不足する靴下を手洗い。なんだか不思議なひと時。荷物をさらに軽量化して、再出発。


■撮影リスト
・1055M・北越5号(K1)
・1084レ、1087レ(DE10 3511牽引)
・1074レ(EF81 404牽引)
・1056M・北越6号(T18)
・8001レ
ほか、貨物(EF81牽引)、413系(青)など


駅からバスを使い、富山大学の前まで移動。そこから800mほど歩き、9月に訪問したストレートに到着。予想通り、木々には着雪が見える。
すると、どうやら1056MにT18が入ったらしい。朝方にくびき野に入ったので、ローテが破れたかと思ったのだが、再び戻ってきたようである。最近このパターンが多いのは、事前調査で確認済。アウトカーブで北陸新幹線のコンクリート橋を背景にコンセプチュアルに撮ることを決断。
景色のみで鉄道車両を擬人的に撮っていくのも、一つの「叙情的」な撮り方なのかもしれない。自分らしさが滲み出すぎている感が否めないがw

北越5号は、2号の時と同じかそれ以上の吹雪を連れてやってきた。K1の周りに雪が降っているのだろうかw 北陸の冬の厳しさである。これだけ降られると、どこにいたってまともに撮れはしない。
2時間程度の滞在で、途中呉羽山上の撮影地への移動も考えたのだが、1056Mを捨てられないので、結局とどまることに。肝心の1056Mは向かって右のタイフォンが半開になっていて、気分的には撃沈。また、二塚からのDE10牽引コンテナ貨物の時間をメモしていなかったので、唐突にやってきて危うく撮り損ねるところであった。土壇場でどうにか仕留める。コンテナ貨物と8001レの通過時は雪も上がり、呉羽山の着雪が実に美しく、県庁所在地の駅まで徒歩圏内とは思えない背景となった。


ということで、今日の撮影は早々と終了w 最後にアトリのメスが近くに来たので撮る。
帰路は夕日が差し込んだ。高山本線の踏切の風景はとても綺麗であったが、写真には撮らず。少し疲れが度を超えていたのかもしれない。記憶に焼き付け、20分ほど歩いてホテルに戻る。しばらく休憩。

翌朝の事を考える。A19を優先して考えると、富山~黒部間が望ましい。そうすると残る撮影地は水橋~東富山である。ここは徒歩での訪問は非常に辛い。タクシーを使うことになる。その後、午後の転戦で石動付近などを訪れる際にも、疲労度からしてタクシー利用が必須になってくる。
そこでコストや効率の面からレンタカーの使用を考えたが、翌朝にかけて富山市内は零下に冷え込み、アイスバーンがすさまじい事になると予想されていた。一度クルマの予約までして、店舗まで行ったが、店員の方と相談し、やはりやめることにした。結果として徒歩のほうが効率が良いかもしれないし、何よりリスクだけは取りたくなかった。
レンタカーの店を出た直後、地元の車が赤信号の手前で時速15km程度からのブレーキングで大きくスリップした。やはり判断は正解だったようだ。とぼとぼと雪の中を滑りつつ歩き、地鉄に乗って富山に戻る。

夕飯は日本海庄や。ここは5年と少し前にくはね氏と訪れた店である。1階のカウンター席で夕餉。レンタカーをキャンセルしたので、使うと決めた金が浮いた気分で、太っ腹モードw 折角なのでとにかく海産物を注文。個人的に得意ではないはずのものまで頼み、いつの間にか「一人食わず嫌い」みたいになっていた。鯛茶漬けの量が少ない。この一品に関しては鳥良のほうが上であるw
日本酒は2合のみだったが、ずいぶんと酔った。

ホテルに帰り、翌朝のチェックアウトに備えて準備。不要な荷物の郵送も考えたが、大した量にならなかったので、すべて持ち歩くこととする。
日付が変わる頃、疲労と酒の力とで、自然と眠りに落ちていった。


2851文字

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索