28日。これまた通常の仕業で回る。淡々と過ごす一日。
昨日の夜のメモが残っていたが、どうやら長期的使用のせいで、理性というモーターの出力が低下してきているのだろう。本能と理性が、常に逆回転で回っているのだ。いずれにせよ、休むよりほかは無いのだろう。
最終的に、いろいろな絶望があっても、きっと美しい日本の自然が僕を抱きとめてくれるんじゃないだろうかと思うのだ。
29日。朝の仕事をこなし、出発。
東北本線・新幹線では爆睡。東新潟でレンタカー。新発田を経由し、赤谷線廃線に沿う。店の構えも味がある五十公野のふじくら食堂にて、もち豚を用いたカツ丼を食す。かなり美味。駅跡などを回り、東赤谷で左折し、連続隧道を目指す。
しかし、まさかの通行止めであった。
歯車は、こうも噛み合わないものか。思い出してもウンザリ来る。
新発田を通り越して、海へ。案外移動に時間がかかったが、紫雲寺記念公園内の藤塚浜海水浴場にまず到着。日没のおよそ2時間前であったが、斜光線が美しい。しかしなんと海水浴場は土木工事中。ここまで歯車がズレズレなのも、いい加減にしていただきたい。
もちろん閉店中の海の家の中にお姉さんの人影が見えて、ちょっと会話とかできないかと期待したが、何もなし。
海水浴場から少し西にいくと、キャンプ場の敷地があり、そこにも浜がある。こちらは工事はしていなかった。三脚を使って地鶏w しかしここも護岸工事がなされており、あまり美しくないので、早々に去る。
この西には次第浜、網代浜と海水浴場が続いているようであるが、ここをすっ飛ばし、豊栄の北にある島見浜海水浴場へ転戦。ここはなかなか広い砂浜が広がっていた。シーズンオフの海の家や倉庫が砂に埋もれ、まるで猿の惑星のような世界が展開されていた。砂浜には風が描いた文様が広がり、ごろごろと流木が転がっている。ただでさえ退廃的な風景を、晩春の斜光がドライに照らしている。釣り人の存在だけが、唯一ここが現実世界であることを教えてくれる。
刻々と変わる光線と風景は、なかなか美しかった。カメラとばかり対話していた気がする。釣り人の存在が気になり、なかなか心を解き放つことが出来なかったのかもしれない。
防波堤の右側と東側で、波の性状が全く異なるのが面白かった。夕陽の光線はとても強く、いざ角度が緩くなってくるとあっという間に雲に隠れてしまい、なかなか鮮烈な美しい絵にはならなかった。しかし薄い角度から照らされる細波の繊細な表情は、絵画のよう、いや絵画よりも繊細で味わいのあるものだった。ずっと見ていると気付きづらいが、数分の間でも色彩が変化してゆくのだ。
しかし音のイメージは思い浮かんでこなかった。何だか中途半端である。
あっという間に時は過ぎ、1時間半ほど過ごしていたのだろうか。日没時刻となり、マジックアワーの雲もそこまで衝撃的な表情とはならなさそうだったので、浜を後にし、車の返却。トワイライトのバイパスを走るのは、なかなか楽しかった。しかし降りるインターチェンジの判別が難しくてヒヤヒヤした。あー恐ろしかった。ドンピシャのインターで降り、最終返却先のGSに到着したにもかかわらず、場所が違うと思い込み一度出てしまったw
何だかよく分からない一日であった。運転練習だったとしか思えない。
新潟駅前の居酒屋でなぜか君乃井を飲み、いろいろ食す。九州にいる友人に隧道の愚痴をラインするなど。
東横インではついにポイントを使用。仕事終わりのくはね氏は23時半頃に到着。明日の計画を確認し、眠りに就く。
明日はついに、「最後の晴れ舞台」である。
昨日の夜のメモが残っていたが、どうやら長期的使用のせいで、理性というモーターの出力が低下してきているのだろう。本能と理性が、常に逆回転で回っているのだ。いずれにせよ、休むよりほかは無いのだろう。
最終的に、いろいろな絶望があっても、きっと美しい日本の自然が僕を抱きとめてくれるんじゃないだろうかと思うのだ。
29日。朝の仕事をこなし、出発。
東北本線・新幹線では爆睡。東新潟でレンタカー。新発田を経由し、赤谷線廃線に沿う。店の構えも味がある五十公野のふじくら食堂にて、もち豚を用いたカツ丼を食す。かなり美味。駅跡などを回り、東赤谷で左折し、連続隧道を目指す。
しかし、まさかの通行止めであった。
歯車は、こうも噛み合わないものか。思い出してもウンザリ来る。
新発田を通り越して、海へ。案外移動に時間がかかったが、紫雲寺記念公園内の藤塚浜海水浴場にまず到着。日没のおよそ2時間前であったが、斜光線が美しい。しかしなんと海水浴場は土木工事中。ここまで歯車がズレズレなのも、いい加減にしていただきたい。
もちろん閉店中の海の家の中にお姉さんの人影が見えて、ちょっと会話とかできないかと期待したが、何もなし。
海水浴場から少し西にいくと、キャンプ場の敷地があり、そこにも浜がある。こちらは工事はしていなかった。三脚を使って地鶏w しかしここも護岸工事がなされており、あまり美しくないので、早々に去る。
この西には次第浜、網代浜と海水浴場が続いているようであるが、ここをすっ飛ばし、豊栄の北にある島見浜海水浴場へ転戦。ここはなかなか広い砂浜が広がっていた。シーズンオフの海の家や倉庫が砂に埋もれ、まるで猿の惑星のような世界が展開されていた。砂浜には風が描いた文様が広がり、ごろごろと流木が転がっている。ただでさえ退廃的な風景を、晩春の斜光がドライに照らしている。釣り人の存在だけが、唯一ここが現実世界であることを教えてくれる。
刻々と変わる光線と風景は、なかなか美しかった。カメラとばかり対話していた気がする。釣り人の存在が気になり、なかなか心を解き放つことが出来なかったのかもしれない。
防波堤の右側と東側で、波の性状が全く異なるのが面白かった。夕陽の光線はとても強く、いざ角度が緩くなってくるとあっという間に雲に隠れてしまい、なかなか鮮烈な美しい絵にはならなかった。しかし薄い角度から照らされる細波の繊細な表情は、絵画のよう、いや絵画よりも繊細で味わいのあるものだった。ずっと見ていると気付きづらいが、数分の間でも色彩が変化してゆくのだ。
しかし音のイメージは思い浮かんでこなかった。何だか中途半端である。
あっという間に時は過ぎ、1時間半ほど過ごしていたのだろうか。日没時刻となり、マジックアワーの雲もそこまで衝撃的な表情とはならなさそうだったので、浜を後にし、車の返却。トワイライトのバイパスを走るのは、なかなか楽しかった。しかし降りるインターチェンジの判別が難しくてヒヤヒヤした。あー恐ろしかった。ドンピシャのインターで降り、最終返却先のGSに到着したにもかかわらず、場所が違うと思い込み一度出てしまったw
何だかよく分からない一日であった。運転練習だったとしか思えない。
新潟駅前の居酒屋でなぜか君乃井を飲み、いろいろ食す。九州にいる友人に隧道の愚痴をラインするなど。
東横インではついにポイントを使用。仕事終わりのくはね氏は23時半頃に到着。明日の計画を確認し、眠りに就く。
明日はついに、「最後の晴れ舞台」である。
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