循環装置

2015年9月11日 日常
10日。研究室へ。作業に充てるはずが、手伝いなどに大きく時間を取られる。夕飯を御馳走になった以外、何の為にもならなかった一日である。さらには若干ながらショックを受ける。僕の近い将来にひとつ暗雲が増えたのかもしれない。
後手に回ったつもりは無いのだが。運が無かったことにしてしまいたい。

11日。完全に手伝いで終わる一日。夕方までには解放されたいと願っていたが、何とかそれだけは叶った。助かった。


どうやら、上から下へと続いていく流れの真ん中に身を置くことが、どうにも苦手なようだ。上の人間にフランクに接して、ある程度の信頼関係を作るのは慣れている(親族の構成の影響?)が、下の人間を正しく可愛がることが出来ないらしい。というか、出来ている自信がない。ある程度の「穴」というか、僕自身の欠点を前面に出していきながらコミュニケーションを取れば、それで成立するのかもしれないし、実際にそういうケースもあったと思うのだが。サンプル数が圧倒的に少ないし、環境の影響だとか、完全に変数を自分だけにして議論は出来ないのだが、どうもこんなことを考えてしまう。そうすると、たとえば今みたいな環境において、僕が誰かのために無報酬で時間や労力を割いても、それが循環して戻ってくることなど無いのではないだろうか。ただ僕はドブに大切なものを捨てているだけなのではないだろうか、などと考えてしまう。
献身により自己肯定感を得られるタイプではないし、何かを返されるとむずがゆくなるようなタイプなだけに、ますますそんな気がしている。
1対1のコミュニケーションを大切にしたいだとか、聞こえのいい表現は幾らでもあるのだろうけど、単に社会不適合者の一面を持っているという、それだけの事なのだろう。

「集団」を「集団」として愛したことがほとんどない僕が、集団の中で愛される存在になどなれっこないのかもしれない。それを嘆く以上に、そもそもそうなりたいと思っていないのだから。


思えば今日で14年か。
そして4年半。

この比がだんだん1:1に近付いていくのかと思うと、恐ろしい。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索