栃木小旅行その2、そして秋分
栃木小旅行その2、そして秋分
栃木小旅行その2、そして秋分
22日。朝はのんびりと出発し、昼前に足利に到着。駅北の観光施設にてレンタサイクルを借りる。昼食は喫茶はせがわのハヤシライスを頂いた。どうやら香草が多く含まれているようで、タマネギベースの焦げ味と相まって実に美味である。店横の柴犬が実に大人しく(あるいは大人びているというのが正しいか)、印象的であった。
その後は足利学校、鑁阿寺、織姫神社を巡る。道中で見つけた足利東映プラザ劇場の廃墟はなかなか味わい深かった。さすがに内部までお邪魔することは時間の都合上叶わなかったものの、道にかかるゲートというか、名前が堂々と掲示されている様はなかなかに主張とアクが強かった印象。
その後は日帰り入浴可能な温泉施設に行き、昨日の大金温泉の借りを返す。かなり家族連れや地元の中学生が多く、賑わっていた。コーヒー牛乳が美味い。そして入湯後のサイクリングは絶妙に気持ち良いものである。ちょうど計画通り日没前、幸い晴れていたので、渡良瀬橋のかなたへ消えゆく落日を見送ることに。森高千里、そして松浦亜弥。あの歌は渡良瀬橋「で」見る夕日、なので、僕が立った視点は第三者視点である。派手さは無いが、淡い色彩の味わい深い夕暮れであった。日没とともに気温がぐんぐんと下がり、東武の駅のほうにレンタサイクルを返却、そのまま久喜まで戻り、夕飯を食べ、帰宅となった。

束の間の非日常、のんびりした行程にしようと、明確な目的と意思を持ったハードな旅程にしようと、時が経つのが早いことに変わりはないのかもしれない。


23日。研究室へ。実験補助のほか、少しタスクを進める。昨日の疲労もあるので、早々に退散。

思えばもう秋分である。早いものである。ついこの間夏至だったように思ってしまう。舞鶴・奈良からも2ヶ月が経った。ガチな鉄道撮影はずいぶんご無沙汰しているなあと、昨日の適当な撮影で思った。T18を見送ったのが最後であり、思えばあれももう4ヶ月も前の話になる。恐ろしいものだ。

誰も、何も、待ってはくれない。


■写真
1枚目:鑁阿寺
2枚目:足利東映
3枚目:渡良瀬橋を見遣る

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