2015年12月25日 日常
24日。これまた出勤日だが、午前は休むことにした。午後のみ出て、夕方には帰る。研究室での酒盛りは蹴った。梟の悪い癖が出始めている。家族会。

25日。自宅で一日。ファントムメナス見て終わる。人間の屑か。しかしこれ内容薄いなー。見どころ無さすぎ。時間の無駄感が強い。


きかんしゃトーマスに関する番組を見たのは24日か。事実、実話に拘るのは、子供はそう簡単に騙されるものではないから、そして嘘をつく父親のことを子供が敬わなくなるから、作者自身子供を敬っているから、という話に感銘を受けた。
僕自身、「真実」「実物」への固執心が年とともに強くなっているのだが、この国においてそれがどうにも異端的に思えてしまうことがしばしばある。そんな中、自分では自分のこの感性が人間的に正常で高尚で知的であると右脳的に信じているのだが、それを少しだけ説明してくれたような気がしたからだろうか。

何度も思う。「普通の人」には、世界は美しくなど見えていないのだろう。生まれたときから、今に至るまで。異常者であった僕のような人間には、生まれ落とされた瞬間から、この広い世界が煌めいて見え、それに心奪われたのだろう。

さらにもう一つ気付いた。「多動」が特性なのだとしたら、それは「農耕」から見た「狩猟」なだけなのではないだろうか。


いろいろ考えてしまうとき、ふと思う。自分を異常であると定義付けることで自分をどうにか安心させたい、また裏を返してこの社会での存在の正当性を主張したい、という気持ちが強くなりすぎているのかもしれない。
この世界に存在するすべての実物の中で、最も醜いのが人間だと思うようになってしまっているのかもしれない。
考えすぎるのは毒だ。適当に往なしてやっていこう。

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